泌尿器科宮尾クリニック 室蘭市中島町26番17号☎(0143)42-3800

精巣(睾丸)が陰嚢内に下降せず、腹部または鼠径部(足の付け根)に留まったままの先天性疾患です。正常な発達プロセス

通常、精巣は胎児期に腹部で形成され、出生までに陰嚢内に下降します。停留精巣は、この下降過程が不完全または停止した状態です。

  • 精巣は正常な精子産生のため、陰嚢内の低い温度が必要です。腹部に留まると温度が高く、精子産生能力が低下します
  • 両側停留の場合、男性不妊症につながる可能性が高まります
  • 停留精巣は陰嚢内にある精巣と比べて、がん化するリスクが著しく高いです
  • たとえ手術で陰嚢内に下降させた後も、がんのリスクは完全には解消されません
  • 精巣捻転(精巣が捻れて血流が遮断される)
  • 外傷による損傷のリスク増加
  • 心理的苦痛(特に思春期以降)

この診断は医療機関を受診される際の参考にしていただくもので、医師の診察に代わるものではありません。症状に気になる点がある方は早めに医療機関にご相談ください。